「アタシ、別にあんたのことなんて、好きじゃないし。
顔が良いから付き合おうと思ったけど、中身最悪。

束縛しすぎ。
四六時中監視されているみたいで、むかつくんだよね。
良い加減やめてくれない?

っていうか、別れて」



・・・舞衣?

何を言うんだ?

四六時中監視?

束縛しすぎ?




当たり前だろ?

それが恋人だろう?

束縛しないで、何が恋人だ。

四六時中監視しないで、なにが恋人だ?

そんなこともしない恋人なんて、可笑しいだろう?




別れて?

良い加減やめてくれない?




「・・・ハハッ・・・アハハッ・・。
アハハハハハハハハ!!」


俺は腹を抱えて笑いだす。

あー・・・おかしい。

おかしいよ、舞衣。




俺の愛が受け止められないなんて。




舞衣、君は壊れているのかい?