「そうそう。いいよねー、技術系は。 男取り放題じゃん」 そう言って、智里はカシスオレンジをちょびちょび飲んだ。 そんな智里は企画課。 そこで素敵な彼氏をゲットしている。 なんだかんだで充実しているみんな。 あたしだけかもしれない。 こんなにやり切れなくて惨めな思いに浸っているの。 いくら男性職場といえど、きっとあたしは女性として見られていない。 こんな性格だし、オフィスではいつも作業着を羽織っている。 女子力がないと言われても仕方が無い。