イジワルなキミの腕の中で



「それにしても、今日の央太にはウケたよね」



ポテトを頬張りながら、思い出し笑いをする。



テストの合間の休み時間も、央太は真剣な顔でプリントを見ながらブツブツ言っていた。



「あー、それはアレだよ。補習にならなかったら、クリスマスに2人で遊びに行くって約束しちゃったから」



「え!?」



恥ずかしそうに野菜ジュースを飲む玲奈を、思わず目を丸くして見つめる。



「なにそれっ、聞いてないんだけどー!」



「今初めて言ったもん」



そう言った玲奈の顔は真っ赤で、見ていてなんだか頬が緩む。