呪いのアプリ

ちえは、恐怖と自尊心を傷つけられた悲しさからプルプルと震えていた。



そんなちえの姿を見るのに耐えられない。



まわりの女の子たちは、ちえのに対して嫉妬心からの怒りがまだ冷めきっていないようだ。



ちえを見る目が冷たい。



「今日から、あんたのこと徹底的にハブるから」



そう言い残して利亜は更衣室を去ってしまった。



他の子たちも次々と更衣室をあとにする。



「ねえ、早く戻らないとチャイムなっちゃうよ」



優香に忠告されて、私も教室に戻ろうとする。



もう一度だけ、ちえのほうを見ると、ショックからちえは硬直状態だった。



ちえに、うしろめたさを感じながら更衣室をあとにした。