呪いのアプリ

やがて戻ってきたちえは、顔色がすこぶる悪かった。



なにされたのだろう?



すると、今度は、あろうことか俊一がちえに話しかけてきた。


ちえなんて、絶対に俊一に話しかけられるようなタイプの子じゃないのに。



私の嫉妬が加速する。



俊一とちえがいったい何を話しているか知りたいが、私の席からじゃ遠くて何も聞き取れない。



おまけに、教室のザワザワがうるさすぎる。



「ちょっと静かにして」だなんて言えるわけない。



ああ、もどかしい。



見たくもないものを見ているようだった。



でも、気になる。



心臓が急に重くなったようだった。