呪いのアプリ

映画のあと、私たちはカフェでお茶していた。



「この映画、期待通りすごくよかったな~」



優香はまだあの世界観に浸っているようだ。



「怖かったけど、まあ、今晩寝れなくなっちゃうほどではなかったかな」



それ遠回しにあんまり怖くなかったって言ってるでしょ、結衣。



あのことについて言うべきか迷ったが、思いきって言ってみることにする。



「私たちの前のほうに俊一とちえが座ってたんだけど気づいた?」



「え~、そうだったんだ。さすがなくらいラブラブだね、あの2人」



初耳!!という感じで結衣は驚いた。



あれに気づかないなんてかなり鈍感だなとは思うが。



「あ~、知ってたよ。付き合ってるんだから当然じゃん。まあ、こんなところで知り合いカップル見てブルーな気持ちになりたくなかったから、あえて触れなかったけど」



やはり、優香は気づいていたようだ。



優香も結衣も共通して言ったのは2人が付き合ってるっていうこと。



ちえいわくカップルではないらしいが、今日の様子を見てるとやっぱりカップルなんだと思う。



やはり、優香と結衣の言うことは正しいのかもしれない。