呪いのアプリ

やがて映画が幕を開けた。



予告は思ってたよりすぐ終わり、本編に入った。



映画の内容はほぼ予想通り。



なんらかの理由で呪われてしまった西洋人形が持ち主の女の子たちに次々と不幸をもたらすというストーリー。



ただ、原作がグダグダすぎたのだろう。



少し、原作とは異なるところもある。



とはいえ改悪ではなく改良だったのでよしとしよう。



そんな映画の途中、私はどうしても気になって何度もちえと俊一のほうに目を向けてしまった。



西洋人形が包丁を持って主人公を殺そうとするシーンなどのホラー展開になると、2人は寄りそうような体勢になってる気がする。



やっぱり、この2人付き合ってるだろ。



私の中で疑惑は増すばかりであった。



ちえの嘘つきめ。



俊一の裏切り者め。



映画が終るころにはそんな気持ちでいっぱいだった。