「分かった」 短く返事して、自分の部屋に上がった。 おじいちゃんとおばあちゃんが作ってくれたのだ。 明日は寝坊出来るな、と自分のケータイのアラームをいつもより遅めにセットした。 中学、馴染めるかな 不安で胸を巣食われそうだったから すぐに目を閉じ、夢の世界へと落ちていった。