「そうかい。元気にしちょうか?」 「元気なのは元気みたいだけど……」 でも、元気じゃない。 「おじいちゃん、なんで森野さんのこと……」 その質問はおばあちゃんの声にかき消された。 「ほら、爽ちゃん。お風呂入ってしまいんさい。身体冷えてるけん、風邪引くよ」 「うん」