森野蒼がそんなこと言うなんて、思ってもみなかった。 「これこれ、鈴ちゃん。お兄ちゃん疲れてるけんね。鈴ちゃんは早く寝なさい」 おばあちゃんは鈴を寝所へ連れて行った。 「爽、森野さんのところのお孫さんと知り合いやったんね?」 「今、同じクラスで、隣の席だよ」 おじいちゃんが湯のみをすすった。