それに爽は華奢な方だったので、確かにおぶえないことはないけど……… 「あのお姉ちゃん、お兄ちゃんの彼女?」 「馬鹿言ってないで早く寝ろよ」 妹を邪険に扱うと、むっとしたようにまとわりついてきた。 「お母さんに言ってたよ。 謝ることはあなたにもあるんじゃないですか?って」 「誰が?」 「だから、お兄ちゃんの彼女! お父さんが急にいなくなって、一番寂しいのは誰か考えたことありますか?って」 マセた妹が冷やかすように言ってくるが 爽の頭の中は大混乱だ。