彼女が笑えば、世界は色づく。





なんて綺麗なんだろう





幻想世界に入り込んでしまったかのようだ。







見惚れている、爽の視線に気がついたのか
森野蒼がこちらを見た。




「そっちに行ってもいい?」


そう叫んだが、雨と川の音で声が書き消された。




岩をのぼって、森野蒼の横に並んだ。