彼女が笑えば、世界は色づく。





「勉強ならするよ!絶対テストでも良い成績取るから!サッカーだけはやらせてよ!!」



半ば叫ぶようにして、母親に訴えかけるが
全く答える気がないみたいだ。





「爽、どうしてそんな聞き分けが悪いの?やめなさい、と言ってるんだから。もういいでしょう」





やりたいことぐらいやらせたくれたっていいじゃないか!!


たかが部活動だ。




母親のやったことに比べたら、随分可愛いものなはずだ!!


俺から元々いた、東京の中学のクラスメイトを奪い、サッカーの仲間を奪い、挙句の果てに何の説明もなしに父さんまで奪ったんじゃないか!!!