屋上へ通じる、ドアはもうさびれかかっており、開けると、嫌な音がした。 空は綺麗な青空が広がっている。 爽やかな風が吹いて、爽の少し茶色がかった髪がなびいた。 だだっ広い屋上を見渡すと、森野蒼が運動場のほうへ足を投げ出して座っていた。