「ずっと休んでるでぇ、たまーに来たり、テストんときとかしか出て来よらん」 「へぇー、不登校?」 まあー、そんなよーなもんじゃ。と篤人が少し言葉を濁す。 不思議そうに爽が見ていると、篤人が微妙に視線を逸らした。 「まあ、いろいろあったけん。 でもまあ、お前びっくりしよると思うで」 篤人は分かれ道で止まった。 「あいつ、人形みたいじゃから。 俺らとは造りが違うで」 それってどういう…?