そんなことを考えながら、職員室へ行くと 担任の先生が待っていてくれた。 「おはよう、見崎!じゃ、行くか」 先生のあとに続いて、階段をのぼる。 「先生、昨日名前言ってなかったよな」 そう言えば、確かに先生の名前を知らない。