一瞬、本当に死んだかと思ったけど どうやら普通に浮いているだけのようだった。 目をつぶって、ユラユラと海面に浮かぶ姿はまるで人間ではない。 ほっそりとした、色白の長い手足が岩の上からも確認出来る。 「まじかよ」 そう呟いて、しばらくぷかぷかと気持ち良さそうに浮かぶ彼女を見ていた。