彼女が笑えば、世界は色づく。





吸い寄せられるように、光へ向けて自転車を漕ぎ始めていた。



森林へ入ると、薄暗くて



空気がヒンヤリとしていた。




ここだけ異世界に来たような、そんな感じ。




木漏れ日が漏れて、川の水にキラキラと反射している。






まるで何かを歓迎しているみたい。





俺を歓迎してくれてるのかな



心なしか、少しそう思った。