彼女が笑えば、世界は色づく。






岩の方へ向かうと、2つの影が見えた。



吉見先生と森野蒼が岩の上で向かい合って座っていた。



「お前の母ちゃんも不器用やったけん。やっぱり親子じゃのう」



この声は吉見先生だ。



なんとなく、出て行きにくく
岩陰に身を潜めた。






「お母さんはっーーーーーーー」



森野蒼の声が聞こえてきた。