キミが笑えるように












………………。



「んんー……」



色々考えてるうちに私は寝てたみたい。



時計を見ると朝の6時。まだ時間あるなぁ…。




"ピリリリリ…ピリリリリ…"



[着信:笠松 陽一]


また…?!


「もしもーし…?」


電話に出ても、返事はない。


「あのー…?」


…自分から電話しといて…ひど!



<…陽一じゃないよー。ごめんねーっ?>


…女の人?もしかして…。


「佳…菜さん…?」


<え…知ってんのぉ?アタシのことー>


「はい…」



<あのねぇー>


「…」


<アタシ、陽一のことスキなのぉっ!だからぁ…別れてくんない??

どーせアンタ、もう死ぬんでしょ?

だったら陽一のことアタシにちょーだいっ!いいよね!?>











あぁ…そっか。




私……病気なんだ。


そーだよ。



なんで…そんな大事なこと忘れてたの…?


好きじゃないのに…迷惑だったよね…。


陽ちゃんごめん…スキじゃないのに付き合っても……。


愛のない付き合いなんて…意味ないよね…。




「…いいですよ、別に。それと…お幸せに」


<ありがとーなな子ぉ!まぢ感謝ぁ!これからわぁ友達ぃ!ぢゃね!!>


佳菜さんだって、私のこと知ってるじゃん。