そーいえば…さっきのメールの最後の文…―。
――勝吾、バカなのかな…?
” あー、でも。
早くなな子に会いてぇ。”
――そんなの。
「間に合ったぁ…」
――私もおんなじに決まってるじゃん。
バスから降りると約束の時間の5分前だった。
「なな子!」
「勝吾~!」
「中で話そーぜ」
あのカフェだ。
「今日は、俺の脚の事話したくて。…なな子も辛いのに、俺に話してくれただろ?」
「勝吾……」
「だから、俺も、なな子には全部話す!」
私は黙ってうなずいた。
「あのな…俺、この前やっと1軍に行けてさ…海外のチームで初めて試合をしたんだ。」
海外で1軍…?凄すぎる…。
「その試合、俺らが圧勝したんだ。98対25で」
圧勝…。さらにすごい…。
「俺のチームは、世界大会に出場するぐらいのチームだったんだけど、
その相手には1回も勝ったことなくて…長年のライバルチームだったらしいんだ。」
世界大会……。
規模が大きすぎて想像できないや……。
「日本人なんて、俺のチームには今までいなくて、俺が初めてだったらしい。」
「勝吾…、すごいね……」

