キミが笑えるように
















私達の高校はスポーツでとても有名。


特に男女バスけと女バレー、男女テニスは何度も全国1位になってる。

体育館も完全実力制。


第1体育館が一番広くて、設備も整ってるから


1番結果を残したチームしか使うことが許されない。



そんな体育館を、私たち男バスが使えるなんて…!







そんな体育館を、全員出たことを確認して、更衣室のかぎを閉めた。





そして体育館の扉の鍵を閉めていた時、後ろから誰かに抱きつかれた。




「―痛っ…」



「なな子!一緒に帰ろー!」





…美架か。





美架はバレー部で第2体育館はとなりだから、部活の日は一緒に帰ってる。




「美架、痛いよっ!…力強過ぎ!」




「強かったー?ありがとー!」




「ほめてないし!」




「えー…」




「はぁ…」


「…ま、とにかくなな子がふつーに戻っててよかったわ!」




美架…。優しいね、ホント。






「いや、それは美架が―」

「――てかぁ、部活きつすぎ!!」






…人の話聞いてないし。




いつものことだし、気にしてないけど。





「退会近いんでしょ?しょうがないんじゃない?」





「そーだけどさぁ~。こんな毎日バレーばっかりやってたら



合コンとか行けないじゃーん…」






合コンって!!



美架、やる気なくなってる……。