何分くらい、のっていたんだろう。
後ろから、足音が聞こえた。
「パンツ見えるよ、なな子」
……やっぱ気のせいだ。
さっき陽ちゃんが、黒髪の女の子と一緒にいたように見えたのは。
「…陽ちゃん」
陽ちゃんは、ここにいるもん。
私と、一緒に。
「なんか、ここ来たくなった。
…なな子もいるんなら、もっと早く来ればよかった」
陽ちゃんは、優しく微笑むとそう言いながらとなりのブランコに座った。
陽ちゃんにそっくりだっただけだよね!
私、何疑ってるんだろ。
――陽ちゃんが浮気なんて…ね。
―次の日の放課後―
今日も部活いけないのかー…。
ここ最近、全然顔出してないよ…。
私は、男子バスケットボール部のマネージャーをしてる。
中1まで、バスケやってたけどやめてマネージャーになった。
みんなのバスケ見れないとか…ちょっとさびしいな…。
「ま、しょーがないっかぁ…」
治療とかのためだしっ!
「何がしょうがないのっ?」

