「お!戻ってきた!……って!
イチャイチャすんなよな~まじ悲しくなるからぁ」
恭輔先輩がふざけて言った。
「よーし…帰るかぁ」
勝吾くん、恭輔先輩を完全スルー!!
部員たちは、そんな2人を見て笑いを必死にこらえてる。
「勝吾~そこは打ち上げっしょ!」
シゲハル先輩が言った。
「確かに!私も打ち上げ行きたーい…です!」
でも監督が許してくれるかな…?
全員が一斉に監督をみた。
「…三連覇だし。今日ぐらいは許そう」
「「よっしゃー!!」」
「ななちゃん先輩、いい店知らないですかぁー?」
京(きょう)ちゃんなんで…
「私なの…?」
「え?ななちゃん先輩って、情報量半端ないんで!」
「えーっとそーだな…」
勝吾くんと行ったお店しか思い浮かばないなぁ…。
「…てか、京ちゃんの方がお店知ってるでしょー?」
京ちゃんの親は2人とも有名なシェフだし!
「僕は!ななちゃん先輩がすきなお店に行きたいんですよ~っっ!」
キラキラした目で私を見つめる京ちゃん。可愛いなぁ!
京ちゃんは、男の子だけど1つ学年が下ってことと、
可愛い顔立ちのせいか、私の弟的な存在。
…本当の弟の允(まこと)とも仲が良いから、よくうちに遊びに来る。

