キミが笑えるように








興味あるんで!


って言おうとしたけど…やめた。




言えない言えない!



なんか変に思われそう…


「ん…?」




急に黙った私を、笠松クンは不思議そうに見ていた。




ど…どーしよ。



あ!…そ、そうだ。



「えーっと…対戦校の主将の名前くらい…マネージャーとして当然だよ?」



我ながら思う。

…今の言い方、ちょー可愛くなーい…。




「そうか!でも嬉しいよ!!赤ヶ瀬さんに、名前だけでも知ってもらえてて」



ちょー可愛くない私の言葉の返事が、このキラキラした笑顔…!?


…優しすぎない?


「え…?」




「だって…オレこんなに気になる女の子初めてなんだ。


決勝の相手校だったのは分かってるんだけど、どうしても話がしたくて。


控え室の近くで待ってたんだ」




「えっ…えーと…」





笠松クンが…私を気になる?



…それはマネージャーとして?







それとも…―。