……た。 すでに、笠松クンは主将の横を通り過ぎようとしていた。 主将が…あの峯崎勝吾が、抜かれた…―? そんな… そんなこと… ――――! まさかスタミナ切れ…? あんな、神経を研ぎ澄ましながらディフェンス…体力は、かなり削られる。 確かに、消耗はかなり激しい。 でも…… それは分かっていたから体力は十分につけたはず。 なのに、あの主将がバテる…!? ばてるわけない。 ばてるなんて そんなの、ありえない。 そんなの―――。