キミが笑えるように













――シュパッ



3Q開始6秒で、主将が3Pを決めた。




そう、ここからだ。海聖の力は…。




「!」



「なんで4番が笠松のマークなんだよ…!」







相手ベンチから驚きの声が聞こえてきた。




そう、主将が笠松クンのマークについた。






確かに、笠松クンはすごい。



でも笠松クンには悪いけど、


主将は、笠松クンを軽く超える才能と資質をもつ、相当な逸材。






技術もポテンシャルも問題はない。



問題があるとすれば……




「どう見てもミスマッチだ」




「…はい」






そう、身長が違いすぎること。



「赤ヶ瀬、これは…?」


「心配はいりません。うちの4番の才能は監督もご存じのはずですよ」



「勝吾の才能は知っている。だが――」