キミが笑えるように










そう思っていたのに――




怖かったんだ。赤っちが倒れたことが。





もし、今が赤っちが死ぬ直前で、俺が赤っちに触れて、
そのぬくもりを知ってしまったとしても




俺は赤っちの死を受け入れることができる?

触れた手を離すことができる?




そう考えた俺。





答えはどちらもNOだ。





だから、俺は自分が悲しまない方を選んだんだ。



今だってそう。



病院に行って、生きているところを見てしまったら、

きっと俺はそれに甘えて、現実を見れなくなる。






だから行かない。
















…行けないんだ。