キミが笑えるように







あの親父の言葉。


…あれ、死が近づいてるって意味だろ…?



ホント、俺どうなるんだろう。


まだいなくなったわけじゃない。



けど、なな子が倒れたとき、俺の体は震えていた。



不安とか、そんなもんじゃなくて。


なんつーか…でっけぇ真っ黒な闇に、飲み込まれる…そんな感覚だった。


考えたくはないけど、ちゃんと向き合わなくちゃダメだ。

アイツと、病気と。




なな子は向き合おうとしてる。



今までも一人で病気と闘ってきたんだ。




俺が支えてやらねぇで、誰が支えんだよ…。






――明日、病院に行こう。


ちゃんと、話さなくちゃいけねぇんだから…――。