キミが笑えるように







「うっわ…まじかよ」



恭輔先輩が、茫然とした顔で私を見ていた。



「…ま、こんなもんですかね」




私は、得意げに笑って見せた。


何年たっても、バスケの感覚だけは変わらない…!





「やっぱうまいわ。でも…まだ始まったばっかだし!」



「っしゃあ!リスタート!」




恭輔先輩の声がかかると同時に、他の4人が走りだした。




はやい…!


恭輔先輩の正確なパスで、なかなかスティールできない。



そして、千裕君がうまくスクリーンを使って3Pを決めた。



攻守が切り替わり、久くんが3Pでかえした。



その後のディフェンス、勝吾のスティールから速攻が成功し、2連続得点。



それからは勝吾と翔平くん、篤蚪が中(インサイド)、私と久くんが外(アウトサイド)で点を取っていった。




向こうもシゲハル先輩と慎一先輩を中心に攻めるけど、私たちの守りは堅い。




やっぱり勝吾の存在は大きい。



いるのといないのでは、全く違うと思う。








 ビィーッ