キミが笑えるように









1試合目、チーム1vsチーム2。



試合時間は、高校は1Q10分だけど、ミニバスのルールの5分にした。





久しぶりに持つボールの感触。


とても心地よくて、夢かと思ってしまう。



「ふぅ…」


「あんま、無理はすんなよ~」



慎一先輩が、心配して声をかけてくれた。




「分かってますよ。でも今日は千載一遇のチャンスだし…思い切りやるから覚悟しててくださいっ」




「フッ…でも俺ら、結構強いよ~?、なな子~」






そう。先輩たちは簡単に勝てる相手じゃない。






今まで仲間でよかったって、何度も思ってきたんだから…。