外に出ると、勝吾がいた。 「…はよ。いくぞ」 「うん」 バスに乗って、海聖中学校に向かった。 私たちが通う桐ヶ条高校近くのバス停から、海聖中近くのバス停までは、30分くらいで着いた。 キュッキュッ… ダムダムダム… 体育館の近くを歩くと、スキール音や、ドリブルの音が聞こえてきた。 …なんか、落ち着く。 最近は、1日のほとんどを家と病院で過ごしてたから、バスケは久しぶり。 「なんか、中学に戻ったみてぇだな…」 「うん…」 ガラガラッ…―。 体育館のドアを開けた。