キミが笑えるように











「悪かった。俺、正直あきらめてた。…ごめん。」





続いて10番。こっちは…都築守くん(つづき まもる)。







「おれも。だけど…」


10番の人を遮って、7番の人が言った。



この人は樫谷翔平くんだ。(カシヤショウヘイ)





「――あ゛ぁ?辞める?アホかてめぇ。




…俺が辞めさせねぇ!



日本一になんだろ?




だったらお前は商光の主将であり続けろ、ばぁーか」





「そーだよ。おれらが…主将がいて、負けるはずないよ」




「翔平…隼人…」




「ぜってぇ日本一になるぞ!!」




「おう!!!!」



笠松くんの言葉が商光のみんなの心を動かした…。


最初からやる気出していれば、もっといい試合ができたのに。






……でも、主将である笠松クンに対する信頼。





そして敬意。








それは、ものすごく感じた。



2年ながら主将ってだけのことはあるなぁ…。