キミが笑えるように










「心配した!!」



「いじめられてたの知ってたのに…助けられなくてごめん」



羽菜とリンリンが申し訳なさそうに言った。



「そんなの…全然気にしてない!」


「また学校来てくれて良かったよー」



羽菜の言葉に、リンリンはうんうん、と頷いている。



「ありがと」




「…てゆーか、ななな子変わったね…」



「あ、うん!」



「今のなな子も可愛ー」



「ありがとー!髪染めるの高かったー」



「私も染めたいなぁー」



羽菜とリンリンと話しながら教室に入ると、私の机はすごい事になってた。





「あれぇ?…赤ヶ瀬さんって、死んだんじゃなかったのー?」


そんな、最悪な言葉を冷たく言い放ったのは、美架。





そして、その言葉に、周りの人は笑っていた。



なんで笑ってるの…?



どうして…そんなふうに笑えるの…?






「生きてたんだぁ!…死んでくれてよかったのに。」



今度は美架の隣にいた、南里(なんり)さんが言った。



私だって、好きで生きてるわけじゃないの。




…死にたいよ。













机に上に花が入った花瓶がおいてあって、



机に”死ね”とか”きもい”とか…油性ペンで書かれてた。




なんで…。





「…っ」





私…何かした…?




私は俯いて目を閉じた。





…そうしないと






――…涙が零れてしまいそうだったから。