キミが笑えるように










―翌朝―




 なな子side



「ふわぁ…」



カーテンの隙間から朝日が差し込み、その眩しさで目が覚めた。




久しぶりにこんな早く起きたなぁ…。





制服は、芽以と遊ぶときみたいに着くずす。




髪型はポニーテールにした。





朝ご飯を食べて、今日の授業の用意が分かんないから、とりあえずノートだけカバンにいれて家をでた。





「よく眠れたか?」



家の前で、勝吾が待っていてくれた。




「うん、おかげさまで!」




勝吾はくしゃっと笑って言った。





「そりゃ良かった!…じゃ、行こうぜ」




「うん!」



勝吾と学校に行くのも久しぶりだなぁ…。



てか学校行くのが久しぶりか。




勝吾といると、ホントに時間が早く経つ。




学校、着いちゃった…。





「気をつけていけよ?……あー……やっぱ俺が一緒に教室まで行く。これ強制な」




「…うん」



教室へ向かう途中、周りの視線が痛かった。




きっと教室に行けばこれ以上に凄いんだろうな…。





「なな子!!?」





教室の前に着くと、羽菜とリンリンが駆け寄ってきた。




「羽菜…リンリン…」





羽菜とリンリンを見て、勝吾は安心したみたいで、何も言わず少し微笑んで手をふりながら離れていった。