その女子たちはうらで殴ったり、なな子の手や足に傷をつけたり…。
しまいには、なな子のケータイで勝手に男子にメールして、浮気女呼ばわり。
―…ぜってえ…許さねえ…!!!
なな子は、淡々と俺に話してくれた。
コイツ、そんな酷いことされても学校行ってたのかよ…。
こんなちっせえくせに…どこにため込んでんだよ…。
「…勝吾」
「ん?」
なな子が抱き締められたまま、上目遣いで俺を見てきた。
…ドキッ…
やっべ。コイツ可愛すぎだって…。
「ありがとーね」
「はあ…?ありがとーねって…」
「聞いてくれたおかげで、勇気出た!私…学校行く!」
「学校…!?」
「大丈夫!いじめなんかに負けないよ!勝吾、守ってくれるんでしょ?…ずっと部活にも顔だしてないし…」
なな子…お前強すぎ。
「俺が支えてやる!…てか俺がガツンと言ってやる!」
そんな俺を見て、なな子は笑った。
――…久しぶりにみた…なな子の笑顔。
やべぇ。俺が元気もらっちゃってる…。

