「何回来てもすごいねーこの家」
「そーか?」
「うんっ!ここに住みたいくらいだよーっ」
「今度、泊りに来いよ。どーせ1にんしかいねぇし」
「……うんっ!///」
なな子は、勢い良くうなずいた後、ありがと、と優しく微笑んでコップを受け取った。
「あの…」
なな子が上目遣いで尋ねてくる。
「話って…」
「…あぁ」
ずっと……気になってたんだ。
「…なんで学校来なくなった?」
「そ…それは…」
案の定、なな子は口ごもった。
…わかってる。
言いたくないことがあったって事は。
でも、もう待つのはやめた。
話してくれないなら、俺から聞く。
聞いてあげなきゃいけねぇんだ。
辛い事をこれ以上、1人でため込ませる訳にはいかねぇ。
辛い事は、俺が代わりに背負いたいんだ…。

