キミが笑えるように









久しぶりに見るアイツ。







嬉しくてたまらない。







だけど…



「勝吾っ?」




しばらく見ないうちにずいぶんと変わってしまった。





茶色だったサラサラの髪は、赤茶色に染まっていて、毛先ほうが金っぽい色になっていた。




カラコンを入れてるのか、目は薄茶色で。




派手な化粧までして…




制服を着ているが、着くずしすぎて何処の学校の制服なのかわかんねぇ…。




だいぶ、荒れたんだな。





「久しぶり…だな」



「うん!」



なな子は満面の笑みで俺をみた。



……可愛すぎ。



まじそーゆーとこは変わんねえなー、このバカ。




「相変わらず…でもねーな」



「あははっ…。そーだねっ勝吾は変わってなーい」




「お前が変わりすぎなんだよ、ばーか」




「えーっ?そんなこと…なくもないかなっ?」





あ…そーいえばなな子の隣にいるヤツは…?









俺は、なな子の隣のヤツを見ていた。





そのことに気付いたなな子が、口を開いた。







「あ、この子は阿駕塚 芽以(あがつか めい)」