―放課後―
あー…あの時は、チャイムに助けられたなぁー。
美架は、その箱を渡すことをあきらめていないらしく、箱が美架の机の中にはいっていた。
もー…めんどくさいなぁ…。
美架、なんかなれなれしいし。
あ、部活行かなきゃ…。
私は第1体育館にいった。
「こんにちはー」
今日も、シゲハル先輩、征弥先輩、秀一先輩が来ていた。
「さあ、赤っち!陽一とのことを、聞かせてもらいますよ?」
「え…えぇぇぇー…」
私が拒絶すると、シゲハル先輩は笑った。
「うそうそ!陽一、さっき茶髪の女の子とイチャイチャしてたからさ…。
浮気相手だった子かなーって思って。それを聞きたかったんだ。」
「あぁぁー…」
「なな子が嫌じゃなければ、教えて欲しいんだ」
「いいですよ、えっと……――」
私は、美架と笠松クンが私にしたことを説明した。
そして、勝吾と偶然会ったことも。
話し終わったとき、ちょうど練習が始まった。
今日は、先輩たちのプレーがすごすぎて見入ってしまった。
3人の先輩は、私の話を聞いてイライラしているらしく、いつもの数倍パワフルだった。
こわっ……。

