キミが笑えるように









朝、伊賀梨くんと話し掛けたおかげで、伊賀梨くんはちょっとだけ私に心を開いてくれたみたい。





授業中に分からないところがあったら、聞くと必ず答えてくれた。








今日は伊賀梨くんが教えてくれたこともあって、久しぶりにしっかり全授業受けられた。






そして、気持ちよく部活に行けた。






体育館に着くと、シゲハル先輩が1人でシューティングをしていた。



「シゲハル先輩!こんにちは」





「赤っちー!……あ、慎一も恭輔も海斗も、またバスケやりたいってー」





「そーですか!」





「京にも連絡したのか?」





「もちろんです」




「楽しみだな!」





「はい!!…あ」




シゲハル先輩と話していると、他の先輩たちも体育館にきた。


「ぁぁあ!ずるいぞシゲハル~!赤ヶ瀬を独り占めとかぁっ!」



……秀一先輩。





「はぁー?別に話してただけだろーが!」




「独り占めだろーっ?!」





シゲハル先輩と秀一先輩が言い合いをしていると、征弥先輩が私の近くに来た。