キミが笑えるように









私たちは、食べ終わってもすぐに帰らず


しゃべっていたからきっと迷惑だっただろうなぁ…―。








「…あん時も、鉄板焼食ったな!」








帰り道、勝吾が唐突に口を開いた。





あ………。





「――全中3連覇?」











「あぁ」



「あの頃は楽しかったねー…」





「そーだな。また、みんなでバスケしてぇな」







「うん」












”今でも、バスケがしたい。”




不意に、病院で私が言った言葉が蘇った。




今考えると、何バカなこと言ってるんだろう、って思う。







――できるわけ、ないのに。