「勝吾、ここに1人で住んでるの?」
はいったときから、疑問だった。
1人で住むにはちょっと……てかかなり、広い気がする…。
「いや…親父と住んでっけど、親父は病院にすんでるよーなもんだから、1人暮らしになっちまったんだよ」
「そうなんだぁ…」
いいなぁ、こんな家に1にんで住めるとか。
憧れちゃうなぁ…っ…。
「あ、飯どーする?」
「食べいこーよ!久しぶりに!」
「そうだな」
私たちは勝吾の家をでた。
「どこ行く?」
「勝吾が決めていいよ」
「了解」
勝吾がつれていってくれたのは
――鉄板焼のお店。
私、食べたかったんだよね鉄板焼!
もしかして……―――同じこと思い出してたのかな…?