「はぁ…」
歩き始めて思った。
学校からあの倉庫まで約3km。
3kmも走ったってコトじゃん
…病気のことなんて、気にするの忘れてた。
………病気病気病気病気病気病気病気
"病気"
その2文字が頭の中で目まぐるしく回る。
「…っ……ーーっ…」
…ねえ、神様。
私は何のために、この病気になったのですか…?
なんで私なんですか…?
胸が痛いです。
苦しいです。
助けてください。
…私は…こんなに生きたいと願うのに…。
願いは…届いていますか…?
届いてるのなら…病気を治してなんて言わない。
だからせめて……これ以上の不幸を与えないで…。
普通の幸せを…
――私に下さい。

