キミが笑えるように











「――それからどーしたのー?オレにも教えて~!みぃーかチャン!」



陽…ちゃん……!?



「…」


美架は、黙ってしまった。



「なんで黙んのー?」


陽ちゃんは、私の隣にいた美架の頭をなでた。



「よ、陽ちゃん?!」



陽ちゃんは、私の隣にいる美架の頭に手を置いたまま、顔だけを私に向けて言った。





「なな子ー…行くなって言ったろ?なんでオレの言うこと聞けないんだよ…」





「え…?」


なんか…雰囲気が…――


「コイツ…裏切ったよ、なな子のこと」



陽ちゃんは、冷たい眼をしながら言った。


コイツ…?


陽ちゃんは、美架を指差した。


「え…?」


美架が裏切った…?


どーゆーこと?



何が?

…意味分かんないよ…。


一体何の話を…――


「ねー?美架ぁー?」


甘えるような声で言いながら、陽ちゃんは美架の肩を抱き寄せた。



何してんの…?

美架はなんで抵抗しないの…?



「あの倉庫の中で何してたか…言ってみなー?」




陽ちゃんが美架に優しく微笑んだ。


陽ちゃんが微笑んだと同時に、美架の目からは涙がこぼれた。





「泣くな…オレがいるだろ?」




は?なに…?二人はどーゆー関係?


ホントに意味不明…。


私は、訳が分からず、ただ立ち尽くしていた。