いつからだろう…―。



私は彼氏である君に
”彼”を重ねて彼をみるようになってた。


ずーっと…。



私が恋したその彼は
優しくて、笑顔が最高にかっこよくて。



みんなから信頼されてる、バスケ部の主将。


バスケをしている彼は
それはもう…かっこいいなんてものじゃなくて。


バスケをしている彼は

世界一綺麗で、強くて。


最高で最強。

彼の代わりなんて…何処にもいない



……はずだった。