「そうだよなあー!楽しもうぜ!」

響君も、ニコッと笑う。

「みんな、ありがとう!うん!楽しむ!」

良かった。

これで、海を満喫できる。

みんなの顔には笑顔が浮かんでいた。

玲美とカリンが海へと走る。

あたしも、走ろうとすると

「澪愛乃は、ちょっと待て!」

魁斗に、呼び止められた。

「なに?」 

「お前、その格好で行くつもりか?」

「その格好?...」
 

魁斗、なにいってんの?

水着じゃなくてなにで海にはいるの?

あたしが、きょとんとしてると

「はぁ。もういい。一緒に行くぞ!」

呆れたようにため息をはく魁斗。

なんで、あたしがため息をはかれなきゃいけないのよ。ムカつく。

....でも、楽しいから許してあげる☆