「えっとぉ.....」

「ほらぁ、ほんとの事いってよぉ~」

「.....仲良かったわ....」

消え入りそうな声で呟いた。

「ほらねぇー。ふふ♪じゃあ、私はこれで失礼するからぁ♪」

そして、どこかへ行くモアちゃん。

モアちゃんのせいでものすごく重たい空気。

だれ一人として、しゃべらない。

カリンは、ずっと俯いてる。

私は、

「カリンが、誰と友達だろうと関係ないよ。

カリンはカリンでしょ?

モアちゃんは、モアちゃんだよ。」

そして、あたしはニコッと笑った。

「....そうだよ!カリンとモアちゃんはなにも関係ないよ!


だからさ、せっかく海来たんだもん!

楽しもーよ!!」

あたしに、つられてニッと笑う玲美。