~ポーカーフェイスな君に恋をする~

電車に揺られて約1時間。


「ほら、見えてきたわよ!」

玲美の声でそれぞれが歓声をあげる。


「綺麗ねぇ…。」


カリンが呟くと

「そうだね!こんな、ところで泳げるなんてラッキーだよね!」

響君が反応する。

ふふっ♪カリン、顔真っ赤。

絶対、この二人両思いだと思うんだけどなぁ....

カリンガンバってね!



「うぅ....やっぱりダメだって!」

恥ずかしいよ....。

今何しているかって言うと更衣室で買った水着に着替えています。

それが、ビキニですごく恥ずかしいって言うわけです。


「あたしみたいな、幼児体型が着る水着じゃないって!」

「どこまで、無自覚なのよ....。澪愛乃はナイスバディ過ぎてずるいわ!

自信持ちなさいって!」

いいよね....玲美は....

出てるとこはでて、へこんでるところはへこんでるんだから!!

「はいはい~☆ぐだぐたしてないで行くよ!」

玲美に引っ張られ砂浜へ。

カリンも玲美も可愛いから、響君も澄君もメロメロなんだろうなぁー。

それに比べてあたしは...

ごめんね。魁斗。