大地と話しているとあっという間に家につく。 翼さん、帰ってきてるかな。 ううん、こんな時間に帰ってるはずない。 「大地、もう少し…一緒にいて欲しいんだけど…」 そう言って、大地の手を握る。 このまま一人で家にいると悩んでしまう気がした私は、大地にすがった。