冷たい彼は旦那さま



翼さんは私の彼氏だって、堂々と言えたらいいのだけれど。


自分に自信がないから言えない。


複雑な乙女心。


「はぁ……」


ため息を吐いた時、私の影に他の影が重なった。


「お嬢さん一人?良かったら俺達と遊ばない?」


金髪のチャラそうな男が2人。


「……結構です。待ってる人が居るんで失礼します」


怖くなって離れようとすると、グッと肩を掴まれる。


「またまた。そんな嘘言わなくていいよ?ほら、楽しませてあげるからさ!」


「や、やだっ!」